『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 34 老』堀秀彦編
1985年8月
256頁
目次(収録作品)
天野忠 桃の花 [巻頭詩]
石川淳 敗荷落日
石垣綾子 ひとりの食卓を愉しむ法
井伏鱒二 おふくろ
宇野信夫 むかしの老人
江國滋 敬老の日に
大岡昇平 六十の手習い
尾崎喜八 老の山歌
大佛次郎 眠れぬ夜
小沼丹 老夫婦
加藤楸邨 鶲来てしまはねば
金子光晴 二人の孫
唐木順三 耳が遠くなる
川崎長太郎 七十四の春
河盛好蔵 おじいちゃま誕生
上林曉 悲観しない病者
北杜夫 意地悪爺さん
草野心平 ステッキ
久保田万太郎 還暦反逆
小林勇 夕焼
小林秀雄 還暦
小堀杏奴 老年
里見弴 一つの安らぎ
志賀直哉 老廃の身
志村ふくみ 老陶芸家の話
関増爾 ある老人相談コーナーで
芹沢光治良 死の音
竹内好 わが老人スキー
多田道太郎 老の坂
谷崎潤一郎 老いのくりこと
團伊玖磨 義歯
坪田譲治 もの忘れ
中里恒子 今朝の夢
中村汀女 老いとのたたかい
平林たい子 ひとりぐらし
福永武彦 老眼
富士正晴 老の言語的生態学
藤枝静男 日々是ポンコツ
堀秀彦 河口にたたずんで
堀口大學 年寄りの冷水-銷夏報告
安岡章太郎 老人
山本健吉 ちかごろの感想
湯川秀樹 老年期的思想の現代性
吉井勇 老境なるかな
吉川幸次郎 老年
吉行淳之介 年齢について
和田芳惠 順番が来るまで