『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻7 奇術』泡坂妻夫編(作品社)
1991年9月
256頁
目次(収録作品)
戸板康二 ハンカチの鼠
飯沢匡 恐竜の卵 遊びの心のタネ
石川淳 魔法
江國滋 マジック酒場の一夜
人間の指と目と錯覚についての考察
安岡章太郎 魔術師の訊問
吉行淳之介 魔法の掌
薄田泣菫 手品師と蕃山
長谷川伸 奇術考案業
江戸川乱歩 魔術と探偵小説
木村義雄 奇術と将棋
阿部徳蔵 美術曲芸しん粉細工
松旭斎天一 西洋手品種明し(抄)
永井孝男 初代・天勝ものがたり
石田天海 名古屋閑話
秦豊吉 天皇陛下奇術を御覧の記
高田重朗 コミックマジックの系譜
松田道弘 スピリチュアリズムとの対決
坂本種芳・圭史 超心理学実験の夕
この目で見たこと、遭ったこと……1
幸田露伴 魔法修行者
種村季弘 源右衛門の小箱
澁澤龍彦 蝋人形の呪い
妹尾河童 「ケレン」「カラクリ」は邪道だというのは誰だ
安野光雅 『ふしぎなえ』について 火刑を免れるための供述
泡坂妻夫 二人の友へ トリックと奇術