『認知哲学―脳科学から心の哲学へ』P・M・チャーチランド、信原幸弘・宮島昭二訳(新樹会・創造出版)
2005年
420頁
目次(収録作品)
1部 形而上学
1章:序
2章:形而上学とは
3章:自分とは何か
4章:意識
5章:自由意志
2部 認識論
6章:認識論とは
7章:表象する脳
8章:学習する脳
ヒポクラテスの発見,デカルトの悲劇,カントの中庸,プラトンの譲歩,ダーウィンの革命,ヒュームの必然,アリストテレスの真意
古代ギリシア時代から哲学はさまざまなアプローチで人間を,あるいは世界をよりよく理解しようとしてきた。自己とは何か,心とは,意識とは,自由意思とは,知の本質とは,いかに知覚し,学習するか…これらの偉大な命題の数々はいま「脳」にフィールドを移している。いま「脳」が鮮やかに映しだす未来への答え西洋思想・哲学の史的変遷から,クオリア,人工神経ネットワーク,ニューラルネットなど最新の知見まで
出典:創造出版公式サイト