新装版2016年
224頁
目次(収録作品)
道
やすらかに今はねむり給え
昭和二十年、長崎の兵器工場動員で奪われた女学生達の青春。やがて作られた報告書には「不明」の文字がならんでいた。消えてしまった「生」の記録を日記・資料を基に綿密に綴った事実の被爆体験。無数の嘆きと理不尽さ。その年の五月から原爆投下の八月九日までの日々を、忘れないように、繰り返さないように、という鎮魂の願い。林京子の原点でもある谷崎潤一郎賞受賞作。他「道」を収録。
アマゾン商品説明より
本書は、1993年刊に新たな解説を加えた新装版。
[関連]
『やすらかに今はねむり給え/道』林京子(1993・講談社文芸文庫)
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