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『新島襄自伝―手記・紀行文・日記』(岩波文庫)

『新島襄自伝―手記・紀行文・日記』同志社編(岩波文庫)

2013年
432頁




目次(収録作品)

1
《誕生からアメリカ入国まで 一八四三─六五年》
 日本脱出の理由
 私の若き日々

2
《一八六二─六三年》
 江戸から兵庫・玉島への航海──玉島兵庫紀行
《一八六四年》
 江戸から函館へ
《一八六四─六五年》
 函館から上海、ボストンへ──航海日記
《一八七二年》
 米欧教育視察──岩倉使節団とともに
《一八七四年》
 ボストンから横浜へ──十年ぶりの帰国
《一八七五年》
 大阪から奈良、宇治、石山、京都へ
《一八七六年》
 同志社教会の設立──第二公会録事から
《一八七八─七九年》
 東京・安中・今治訪問
《一八八四年》
 東京出張──政府要人に陳情
《一八八四─八五年》
 第二回外遊記
  一 神戸出港まで(一八八四年)
  二 アジア・ヨーロッパの旅(一八八四年)
  三 アメリカ再訪(一八八四─八五年)
《一八八六─八七年》
 仙台・札幌へ──同志社仙台分校設立と北海道避暑
《一八八八─八九年》
 病を冒して東京へ──大学設立運動

3
《一八八四─八五年》
 異国で想う
《一八八七年》
 「アメリカの父」ハーディー追悼説教
《一八九〇年》
 遺言(大磯)

幕末に国禁を犯して函館から密出国し、19世紀後半のアメリカ社会を中心に異文化の清新な空気にふれて文明開化期の日本に帰国した新島襄(1843‐90)は、日本初の私立大学設立を目指した教育者であり、キリスト教伝道を通じて日本の近代化に挺身した宗教者である。その波瀾に富んだ生涯を、残された自筆の記録を再編成し、時系列に追う。

本書表紙(カバー)より

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