2016年
425頁
目次(収録作品)
1 人間万事嘘ばっかり
2 かんちがいもおっかない
3 私の発想法
4 わかっちゃいるけどやめられない
5 風山房日記
6 終りの始まり
「政治家は与野党を問わず嘘っぱちの公約のラッパを吹き、国民はあんな嘘っぱちをいってやがらあ、とニヤニヤしながらこれを聞き、吹くほうはそれをまた承知の上で吹きたてる」。時は移れど、人間の本質は変わらない。世相から、マージャン・酒・煙草、風山房での日記まで―風太郎ならではの人間観が飄々とした筆致でつづられる。生前単行本未収録エッセイの文庫化第4弾。
出典:筑摩書房公式サイト
著者の単行本未収録のエッセーを書籍化した『山田風太郎エッセイ集成』の文庫版。シリーズ全5冊。
[関連]
『人間万事嘘ばっかり―山田風太郎エッセイ集成』山田風太郎(2010・筑摩書房)単行本、382頁
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