『日本の漫画本300年―「鳥羽絵」本からコミック本まで』清水勲・猪俣紀子(ミネルヴァ書房)
2018年
384頁
目次(収録作品)
第1章 江戸期――「鳥羽絵」本からの150年
第2章 明治期――暁斎本からカートゥーン本へ
第3章 大正期――一平本から4コマ本へ
第4章 昭和戦前期――講談社本から中村書店本へ
第5章 昭和20年代――横井・手塚本と赤本漫画
第6章 昭和戦後期――劇画本からコミック本へ
第7章 平成期――ストーリー漫画本の多様化
漫画本が日本で最初に登場したのは1720年である。以後、江戸から現代に至る300年間、様々な種類の漫画本・コミック本が刊行され、子どもから大人までが楽しむものになった。また、漫画本は商品として量産されてきたことで大衆娯楽の一つとして発展してきたのである。本書はその長い歴史上での代表作を、豊富な図版とともに内容と作者を中心に紹介する。日本の漫画史を知るためのガイドブック。
出典:ミネルヴァ書房公式サイト