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『被差別文学全集』塩見鮮一郎編(河出文庫)

『被差別文学全集』塩見鮮一郎編(河出文庫)

2016年
342頁
定価:902円(税込)




目次(収録作品)

曼珠沙華 正岡子規
蛇くい 泉鏡花
俗唄三つ 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)、稲垣巌訳
新平民部落 岩野泡鳴
唱門師の話 柳田國男
特殊部落と寺院 喜田貞吉
アイデアリストの死 神近市子
葬式の名人 川端康成
野晒し 春風亭柳枝
風潮 武田繁太郎
ダイナマイトを食う山窩 福田蘭童

子規のロマン主義の側面、鏡花の怪奇趣味の根底、ハーンの日本の本質への切り込み、柳田の被差別者へのこだわり、喜田のエタ寺への眼差し、神近のリアリズム、関西人川端の“死”の受容、「野晒し」の意味した江戸の背景、武田のど迫力、蘭童の問題作など、読み応え充分の、決定版被差別文学史。

アマゾン商品説明より

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