『ヒューマン・アクション―人間行為の経済学』ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス、村田稔雄訳(春秋社)
増補新版2008年
1192頁
定価:13,200円(税込)
目次(収録作品)
第1部 人間行為
第2部 社会機構における行為
第3部 経済計算
第4部 カタラクティクス―市場社会の経済学
第5部 市場なき社会的協業
第6部 妨害された市場経済
第7部 社会における経済学の地位
〈自由はとはなにか?〉〈市場がなぜ必要なのか?〉
人間行為学(Praxeology)の基礎的地平から、市場、通貨、景気などの経済的命題を捉えなおし、社会主義国家、福祉国家による市場干渉の誤りを解明し、自由主義思想の金字塔となったミーゼスの代表作。近年にわかに高まりつつあるハイエクに大きな影響をあたえたことで有名。本書を読むと、ハイエクがいかにその思想をミーゼスから引き継いでいるかがよくわかる。
出典:春秋社公式サイト