『ヘーゲルと近代社会』チャールズ・テイラー、渡辺義雄訳(岩波書店)
オンデマンド版2014年
392頁
定価:6,600円(税込)
目次(収録作品)
第1章 自由、理性および自然(表現と自由/具体化した主体/主体としての絶対者 ほか)
第2章 政治と疎外(永続する抗争/理性の諸要求/倫理的実体 ほか)
第3章 自由の問題(ヘーゲル哲学の終わり/人間への関心の集中/状況内にある自由 ほか)
近代社会の特質とは何か.ヘーゲルはこの問いには,全体的・本質的な答えを提出した最初の偉大な思想家であった.人間の主体性と自己疎外,政治の優位と自由の可能性,理性の絶対視と歴史の弁証法,言語と意味の発見―これらはなお,今日的課題である.壮大な思想体系の現代的意義を明確に浮彫りにした,ユニークなヘーゲル入門.
出典:岩波書店公式サイト
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