『増補 学校と工場―二十世紀日本の人的資源』猪木武徳(ちくま学芸文庫)
増補版2016年
426頁
定価:1,430円(税込)
目次(収録作品)
第1章 江戸の深さ、明治の新しさ
第2章 工業化と労働力
第3章 軍隊と産業
第4章 戦後の学校
第5章 工場内の人材育成
第6章 高学歴化したホワイトカラー
第7章 官吏から公務員へ
第8章 移民と外国人
天然資源が豊かではない日本にとって、人材の重要性は強調してもし過ぎることはない。経済的豊かさを規定するのは「人」であり、「人」しかない。では近代日本の経済発展を人材形成の歴史として読みなおしたとき、どのような特徴が浮かびあがるのか。本書では、経済成長をもたらした人的資源(human resources)の形成と配分を、学校、会社、軍隊などの教育・訓練の姿を中心に検証する。「持たざる国」日本では、知識と技能はどのように修得され、産業活動の現場に動員されたのか―。江戸期から現代への変遷をたどり、歴史と理論の両面から日本のシステムの核心に迫る。
出典:筑摩書房公式サイト
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『学校と工場―日本の人的資源』(20世紀の日本7)猪木武徳(1996・読売新聞社)定価:2,136円(税込)
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