復刻版2015年
382頁
定価:6,380円(税込)
目次(収録作品)
第一部 反英アジア政治闘争圏
第一章 世界民族運命協同体
第二章 アラビア
第三章 メソポタミヤ政権争奪史
第四章 パレスタイン
第五章 アフガニスタン
第六章 トルコ
第七章 ペルシャ
第八章 エジプト
第二部 インドの反英闘争
第一章 インド民族問題
第二章 イギリスの植民地的侵略
第三章 インド独立運動
第四章 英印円卓会議
第三部 世界現状維持勢力
第一章 イギリス
第二章 フランス
第三章 アメリカ合衆国
第四部 ソヴエートの政治闘争
第一章 ソヴエート新憲法
第二章 コミンテルンの変革
第三章 ソヴエート陰謀事件
第四章 並行本部事件
第五章 赤軍の狂嵐
第五部 民族主義政治闘争
第一章 ナチスの政治闘争
第二章 イタリアの再建
第六部 世界赤化革命運動
第一章 スペインの動乱
第二章 支那赤化運動
第七部 太平洋政治闘争
第一章 太平洋の政治闘争
第二章 イギリスの支那侵略
第三章 日英同盟
第四章 アメリカの太平洋政策
第五章 白豪主義
第八部 日本的世界建設の序曲
第一章 満州建国
第二章 国際連盟脱退
第三章 日独伊防共協定
政治史を展望すれば、幾多の民俗、国家の興亡盛衰がある。それは、ことごとく激しい闘争過程によるものである。戦前、日本の思想的指導者だった仲小路彰は、世界情勢を分析し政治中枢に行動の指針を与えていた。本書は、開戦前、日本が国家として行動すべき段階であることを訴えたものであり、世界決戦を前にした決意表明の書である。
出典:国書刊行会公式サイト
原本『世界興廃大戦史 総観篇 第7巻』仲小路彰(1938・戦争文化研究所)