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『サンソン回想録―フランス革命を生きた死刑執行人の物語』オノレ・ド・バルザック(国書刊行会)

『サンソン回想録―フランス革命を生きた死刑執行人の物語』オノレ・ド・バルザック、安達正勝訳(国書刊行会)

2020年
336頁




目次(収録作品)

第一章 死刑執行人の宿命
 司法制度と世間の常識
 ナポレオンに会う

第二章 刑罰制度に対する世論の変遷
 死刑執行人の境遇
 国によって変わる状況
 馬鹿げた悪循環

第三章 ある不条理な銃殺刑
 評判の兵士
 偏見は根拠薄弱

第四章 子供時代の思い出
 親元を離れて地方の寄宿学校に
 放校処分になる

第五章 初めて家業を知る
 父親の告白
 見つからない家庭教師

第六章 風変わりな家庭教師
 グリゼル師の聖書様式と処刑前夜のサンソン家
 人々につきまとわれる

第七章 教会内にも差別が
 聖体拝領の日
 真のキリスト者の最期   

第八章 アンリ・サンソンの手稿

第九章 死刑執行人を巡る美談・挿話・噂
 シャルルーアンリの感慨
 評判になった死刑執行人たち
 サンソン家当主が息子を処刑?

第十章 父親の心配り
 死刑執行人に対する敬意と偏見
 環境に慣れさせるために

第十一章 科学者たちとの交流
 奇妙なドイツ人科学者
 イタリアの実情

第十二章 イタリアの死刑執行人ジェルマノ

第十三章 ジェルマノの受難は続く

第十四章 山の女王ビビアーナ

パリの死刑執行人〈ムッシュー・ド・パリ〉を代々務めるサンソン家の4代目当主として、ルイ16世、マリー・アントワネット、ロベスピエール、サン‐ジュストら、3000人余を手にかけた男、シャルル‐アンリ・サンソン――

サンソン家に代々伝わる資料と直接取材を基に、フランスを代表する文豪バルザックが描く、革命期を生きた処刑人の物語を、待望の本邦初訳!

出典:国書刊行会公式サイト

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