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『西田幾多郎書簡集』(岩波文庫)

『西田幾多郎書簡集』西田幾多郎、藤田正勝編(岩波文庫)

2020年
350頁
定価:1,067円(税込)




目次(収録作品)

第1部 学びの時期ー研究者への歩み
第2部 西田哲学の構築ー京都大学時代
第3部 思索のさらなる展開ー退職後の思想と交流
第4部 時代の流れのなかでー一哲学者の晩年

西田幾多郎は日本ではじめて独創的な哲学を起ち上げた人である。しかし実人生では多くの苦しみや悲哀を経験した。書簡の中で西田はその思いを率直に語っている。また鈴木大拙をはじめとする旧友との交流や、門下生に対するあふれる愛情、戦時下の政治への直截な批判などを記した文章のなかに、われわれは人間・西田幾多郎を見る。

本書表紙(カバー)より

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