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『昭和天皇拝謁記』田島道治(岩波書店)

『昭和天皇拝謁記―初代宮内庁長官田島道治の記録』田島道治、古川隆久・冨永望・瀬畑源・河西秀哉・舟橋正真編(岩波書店)全7巻

『昭和天皇拝謁記1 拝謁記1 昭和24年2月~25年9月』

2021年
304頁
定価:3,300円(税込)

目次(収録作品)

拝謁記
一九四九(昭和二四)年 二月三日~一二月二九日
一九五〇(昭和二五)年 一月二日~九月三〇日

「拝謁記」の記述が始まる一九四九年、占領下の日本を取り巻く内外の情勢は大きく様変わりしようとしていた。翌年には朝鮮戦争が勃発、冷戦が激化する中、国内でも独立回復に向けた政治的策動が渦巻き始める。象徴天皇となった昭和天皇と、初代宮内庁長官となった田島道治は情勢変化にいかに対応したのであろうか。

出典:岩波書店公式サイト


『昭和天皇拝謁記2 拝謁記2 昭和25年10月~26年10月』

2022年
304頁
定価:3,300円(税込)

拝謁記
一九五〇(昭和二五)年 一〇月四日~一二月二八日
一九五一(昭和二六)年 一月二日~一〇月三〇日

講和が次第に現実化し、独立に際して天皇の「おことば」を発するかどうかという課題が浮上する。天皇の責任や退位に関しても取りざたされる中、天皇や田島は政府とどのように調整を図ったのであろうか。また、母親である貞明皇后の死去にともない、名実ともに皇室の家長となった天皇は、これまで以上に家政へ関心を寄せる。

出典:岩波書店公式サイト


『昭和天皇拝謁記3 拝謁記3 昭和26年11月~27年6月』

2022年
316頁
定価:3,300円(税込)

拝謁記
一九五一(昭和二六)年 一一月一日~一二月三一日
一九五二(昭和二七)年 一月三日~六月三〇日

サンフランシスコ講和条約が調印され、占領の終結と主権の回復がみえてきた。条約発効に際しての「おことば」案を練る田島に、敗戦への反省の念を盛り込むよう要求する昭和天皇。だが、天皇の思いを反映した案は、退位論再燃を憂慮する吉田茂首相によって大きく修正を迫られた。天皇は国民に対し何を訴えようとしたのか。

出典:岩波書店公式サイト


『昭和天皇拝謁記4 拝謁記4 昭和27年7月~28年4月』

2022年
310頁
定価:3,300円(税込)

拝謁記
一九五二(昭和二七)年七月二日~一二月二六日
一九五三(昭和二八)年一月四日~四月三〇日

鳩山一郎や石橋湛山ら反吉田勢力の活発化によって吉田茂政権は不安定となる。昭和天皇は共産主義対策の点から保守の分裂を嘆く一方、皇室の家長として、皇太子の成年式・立太子礼、英女王戴冠式外遊の準備や、弟の秩父宮の葬儀、政治的な発言を繰り返す三笠宮への対応などを、田島と協議しながら進めてゆく。

出典:岩波書店公式サイト


『昭和天皇拝謁記5 拝謁記5 昭和28年5月~28年12月』

2022年
332頁
定価:3,300円(税込)

拝謁記
一九五三(昭和二八)年 五月五日~一二月一六日

反米感情が高揚し、反基地闘争が起こるなか、朝鮮戦争の停戦が成立、政治的焦点は再軍備問題に当てられた。共産主義の脅威に強い危機意識を持つ昭和天皇の関心は、日本の安全保障と国防問題に向かう。天皇のリアリズムとはいかなるものであったのだろうか。宮内庁長官の職を辞す田島と天皇との最後の日々が克明に記される。

出典:岩波書店公式サイト


『昭和天皇拝謁記6 田島道治日記 宮内(府)庁長官在任期+関連時期』

2022年
348頁
定価:3,520円(税込)

田島道治日記
 一九四八(昭和二三)年~一九五三(昭和二八)年

芦田首相の打診を受諾し、田島の5年半に及ぶ長官としての日々が始まった。「拝謁記」には記されなかった、天皇退位問題への対応、皇族とりわけ秩父宮との関係、GHQ関係者をはじめ外交団との交際など、長官就任前夜から退任へ至るまでを記録する。多忙を極める日常の中に、皇室を取り巻いた当時の世相が明らかになる。

出典:岩波書店公式サイト


『昭和天皇拝謁記7 関連資料』

2023年
260頁
定価:3,300円(税込)

田島道治長官退任後日記(一九五五~一九六八年、抜粋)

日本語書簡
芦田均 1─0─0一九五〇年八月三一日/1─0─1一九五〇年八月三一日同封の葉書
安倍能成 2一九五二年八月二〇日
新木栄吉 3一九五三年一〇月二三日〔ほか〕

英語書簡
ロバート・D・マーフィー 19─0一九五二年五月二日/19─1一九五二年五月九日
ウィリアム・J・シーボルト 20─0一九五二年四月七日〔ほか〕

田島道治関係文書
A 戦争回顧メモ
B 気付き事項いろいろ〔ほか〕

天皇の戦争責任や退位問題にかかわり長官在任中に作成した関連文書、田島宛書簡、さらに退任後の日記を選りすぐって収録し、「拝謁記」人名索引を付す。象徴天皇制のありようを模索し奔走する長官としての姿に加え、退任後は皇太子妃選考に大きな役割を果たすなど、晩年も皇室の行く末を案じ続けた田島の生涯が浮かび上がる。

出典:岩波書店公式サイト

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