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『生物多様性』本川達雄(中公新書)

『生物多様性―「私」から考える進化・遺伝・生態系』本川達雄(中公新書)

2019年
264頁




目次(収録作品)

序章 生物多様性を理解するのは難しい(たくさんの環境と、さらにたくさんの生物/多様な環境に適応しるために ほか)
第1章 生物多様性条約と生態系サービス(種の多様性には日々お世話になっている/生物多様性がものすごい勢いで失われている ほか)
第2章 バイオームと熱帯雨林(陸上バイオーム/水界バイオーム ほか)
第3章 サンゴ礁と生物多様性の危機(「不毛の海に豊穣のサンゴ礁」のふしぎ/褐水藻との共生 ほか)
第4章 進化による多様化の歴史(単細胞から多細胞へ/カンブリア紀大爆発 ほか)
第5章 ダーウィンの進化論・アリストテレスの種(「なぜ」という疑問を科学に/種の定義)
第6章 生物はずっと続くようにできている(熱力学第二法則の壁/生殖と発生 ほか)
第7章 メンデルの遺伝の法則(個体の私は唯一無二でありながら子どもも「私」である/突然変異 ほか)
終章 生物多様性減少にどう向き合えば良いのか(「守るべき」とは価値の問題/内在的な価値 ほか)

地球上には、わかっているだけで一九〇万種、実際は数千万種もの生物がいる。その大半は人間と直接の関わりを持たない。しかし私たちは多様なこの生物を守らなければならない。それはなぜなのか――。熾烈な「軍拡競争」が繰り広げられる熱帯雨林や、栄養のない海に繁栄するサンゴ礁。地球まるごとの生態系システムを平易に解説しながら、リンネ、ダーウィン、メンデルの足跡も辿り直す、異色の生命讃歌。

出典:中央公論新社公式サイト

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