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『誤解だらけの日本美術』小林泰三(光文社新書)

『誤解だらけの日本美術―デジタル復元が解き明かす「わびさび」』小林泰三(光文社新書)

2015年
216頁




目次(収録作品)

第1章 俵屋宗達 風神雷神図屏風(長年の疑問/立体と二次元の差 ほか)
第2章 キトラ古墳壁画(昨今の美術展の典型/制限だらけの鑑賞スタイル ほか)
第3章 銀閣寺(わびさびというよりモダン/書院造の元祖を目撃 ほか)
第4章 阿修羅像(そもそも阿修羅とは/他にも童顔バージョンはある? ほか)

実は真っ赤な阿修羅、きらめいていた銀閣、ド派手な風神雷神…。私たちが「わびさび」の芸術として親しんでいる国宝は、初めからもののあわれで、渋くて枯れた趣だったわけじゃない。
最新のデジタル技術で国宝の「本来の姿」を復元し、制作当時の「環境」を合わせて理解すれば、日本美術の見方がガラリと変わる!

出典:光文社公式サイト

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