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『近代医学のあけぼの―外科医の世紀』ユルゲン・トールヴァルド(へるす出版)

『近代医学のあけぼの―外科医の世紀』ユルゲン・トールヴァルド、小川道雄訳(へるす出版)

2007年
527頁




目次(収録作品)

第1篇 長い暗黒/第2篇 世紀の目覚め/第3篇 手術熱/第4篇 救済者/第5篇 成果/文献

麻酔のない時代、細菌が発見されていない時代、消毒など思いも及ばない時代が、つい150年前まであり、手術に伴う激しい疼痛、手術後の感染や濃血症の発生は避けられるものではありませんでした。現在ではごく当たり前の医療は、われわれのほんの数代前の先駆者たちの血のにじむような努力と、名もなき厖大な数の犠牲者があり、その上にたって達せされた模様が史実に基づき生き生きと、そして克明に描かれていています。

また、本書には近代医学の礎である“ハルステッド”“ビルロート”“ポロ”“シモン”の名高い手術や全身麻酔法の発明、接触感染の概念の提唱、消毒法の開発などが収載されており、うつりゆく時代のなかでの医学の発展を間近で垣間見ることができます。

医療従事者だけではない、読んだものすべてを必ず感動させる医学ドキュメンタリー、「Das Jahrhundert der Chirugen」を外科学の第一人者“小川道雄”が5年の歳月をかけて完全翻訳!
読者はあたかもその時代を目の前にしているような感覚を覚え、その世界に引き込まれていきます。

医の原点はここにあり!

すべての読者に感動を与える本書ですが、医学生、研修医の方々や外科に関わる皆様には特に必読の書となっております。

出典:へるす出版公式サイト


[関連]
『外科の夜明け』トールワルド、塩月正雄訳(1971・講談社文庫)531頁
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『外科の夜明け―防腐法 絶対死からの解放』J.トールワルド、大野和基訳(1994・小学館)283頁(こちらは抄訳)
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