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『聖地巡礼』岡本亮輔(中公新書)

『聖地巡礼―世界遺産からアニメの舞台まで』岡本亮輔(中公新書)

2015年
228頁




目次(収録作品)

序章 現代の聖地巡礼の背景(宗教と観光の結びつき/宗教から解放される現代社会―世俗化のプロセス ほか)
第1章 聖なるものを求めて―巡礼者は何を見るのか(聖遺物の世界/聖母の出現 ほか)
第2章 ゴールからプロセスへ―信仰なき巡礼者は歩み続ける(サンティアゴ巡礼の概要/現代のサンティアゴ巡礼 ほか)
第3章 世界遺産と聖地―選別される宗教文化(世界遺産と宗教文化/多様な価値観 ほか)
第4章 作られる聖地―なぜ偽物が本物を生み出すのか(新郷村とキリスト湧説/観光資源となった奇祭 ほか)
第5章 私だけの聖地―パワースポットと祈りの多様性(日本の聖地とその背景/パワースポットの三類型 ほか)
終章 現代社会と聖地巡礼(聖地の温度/アニメ聖地巡礼の展開―鷺宮神社の事例 ほか)

非日常的な空間である聖地――。観光地として名高い聖地には、信仰心とは無縁の人々が数多く足を運んでいる。さらに近年では、宗教と直接関係のない場も聖地と呼ばれ、関心を集めている。人は何を求めて、そこへ向かうのか?それは、どのような意味を持つのか? サンティアゴ巡礼や四国遍路、B級観光地、パワースポット、アニメの舞台など、多様な事例から21世紀の新たな宗教観や信仰のあり方が見えてくる。

出典:中央公論新社公式サイト

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