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『アステカ文明の謎』高山智博(講談社現代新書)

『アステカ文明の謎―いけにえの祭り』高山智博(講談社現代新書)

1979年
199頁



かつて中央アメリカに、“太陽の国”があった。首都テノチティトランには、巨大なピラミッドや太陽の神殿が建ちならび、その人口は30万といわれた。人々は数多くの人身御供(ひとみごくう)を、神=太陽にささげ、さまざまな呪術の祭りを行なった。これがアステカ帝国である。しかし、“一の葦の年”、スペインに攻められ、一瞬にして、その文明は謎に包まれてしまった。本書は、このアステカ帝国の全体像と謎の文明を、絵文書などの資料を駆使して解明する。

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