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『怪談・奇談』小泉八雲(講談社学術文庫)

『怪談・奇談』小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)、平川祐弘編(講談社学術文庫)

1990年
468頁




目次(収録作品)

耳なし芳一/おしどり/お貞の話/乳母桜/策略/鏡と鐘と/食人鬼/貉/轆轤首/葬られた秘密/雪女/青柳の話/十六桜/安芸之介の夢/宿世の恋/因果話/天狗の話/和解/普賢菩薩の伝説/死骸にまたがった男/菊花の約〈ちぎり〉/破られた約束/閻魔の庁で/果心居士の話/梅津忠兵衛/夢応の鯉魚/幽霊滝の伝説/茶碗の中/常識/生霊/お亀の話/蝿の話/忠五郎の話/鏡の少女/伊藤則資の話/美は記憶なり/美の悲哀/薄明の認識/破片/振袖/夜光るもの/ゴシックの恐怖

解説
原拠

日本を深く愛しつづけたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)1890年に来日以来、日本の物語や民間信仰、風習等を通して、西洋至上主義に捉われることなく日本を理解しよと務め、数多くの秀れた作品を残した。本巻は八雲の作品の中でも「耳なし芳一」「轆轤首」「雪女」等、一般に親しまれている怪談・奇談42篇を、気鋭のハーン研究者達の新訳で収録。さらに巻末にこれらの原拠30篇も翻刻した。

出典:講談社BOOK俱楽部


[関連]
『怪談・奇談』ラフカディオ・ハーン、田代三千稔訳(1956・角川文庫)

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