『似て非なる友について 他三篇』プルタルコス、柳沼重剛訳(岩波文庫)
1988年
312頁
目次(収録作品)
似て非なる友について
健康のしるべ
怒らないことについて
爽快な気分について
これみよがしのおべっか使いが相手なら話は単純だ。本当に厄介なのは、見え透いたやり口は使わずにすり寄ってくる連中である。ではどうすればこの手合いを真の友人から見分けられるか? こう説き起こしてプルタルコスは彼らの手口のあの手この手を実例をあげて紹介する。よく人間を知る者ならではの観察眼がひかるエッセイ4篇。
本書表紙(カバー)より
[参考]
『モラリア』プルタルコス(京都大学学術出版会)(全14巻)