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『こころの病に挑んだ知の巨人』山竹伸二(ちくま新書)

『こころの病に挑んだ知の巨人―森田正馬・土居健郎・河合隼雄・木村敏・中井久夫』山竹伸二(ちくま新書)

2018年
302頁




目次(収録作品)

序章 日本の心の治療を支えてきた人々
第1章 森田正馬―思想の矛盾を超えて
第2章 土居健郎―「甘え」理論と精神分析
第3章 河合隼雄―無意識との対話
第4章 木村敏―現象学から生命論へ
第5章 中井久夫―「世に棲む」ための臨床/終章 文化を超えた心の治療へ

森田正馬、土居健郎、河合隼雄、木村敏、中井久夫。明治以降一〇〇年にわたる「心の病」との格闘のなかで、彼らは日本の文化に合った精神医療、心の治療の領域を切り開いてきた。日本人の心とはなにか。その病をどう癒すのか。臨床心理学・精神医学の広範な知見を活かしつつ、独自の人間理解から患者と向き合い続けた五人を取り上げ、その理論の本質と功績をわかりやすく解説する。

出典:筑摩書房公式サイト

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