『11・5 津波救国―〈稲むらの火〉浜口梧陵伝』大下英治(講談社)
2016年
448頁
目次(収録作品)
序章 二〇一一年、東日本大震災発生
第1章 「稲むらの火」―安政南海大地震
第2章 傑物・浜口梧陵誕生
第3章 梧陵躍動―幕末と維新
第4章 「生き神様」伝説
第5章 11・5―世界津波の日
和歌山出身の幕末~明治維新期の豪商・実業家・社会事業家・政治家、浜口梧陵(はまぐち・ごりょう)の残した数々の功績と事業理念・政治理念を、当時の動乱の社会背景や、勝海舟ら維新志士たちとの交流とからめて描きだす、書き下ろしの史実ノンフィクション。
東日本大震災で未曾有の巨大災害を受けたすべての日本人(殊に為政者や経営者)が範とすべき梧陵の確固たる態度と姿から、今こそ求められるリーダー像・カリスマ像、そして復興への道や施策も浮き彫りになる。『津波救国―〈稲むらの火〉浜口梧陵伝』(2013)のリサイズ版・増補版。
出典:講談社BOOK俱楽部
[関連]
『津波救国―〈稲むらの火〉浜口梧陵伝』大下英治(2013・講談社)322頁
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[参考]
「稻むらの火」
※筆者が編集した「稲むらの火」の元の作品である小泉八雲の「生神」(A living God)の新字新かな版。
『生神』小泉八雲(以相草々編)