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『戦争の歌がきこえる』佐藤由美子(柏書房)

『戦争の歌がきこえる』佐藤由美子(柏書房)

2020年
264頁




目次(収録作品)

プロローグ 日本人の私が、戦争を経験したアメリカ人とかかわること

音楽療法について

第一部 太平洋戦争(Pacific War)
第一章 良い戦争という幻想――「僕は日本兵を殺した」
第二章 記憶の中で生きる――「忘れないでくれ」
第三章 原爆開発にかかわった人――「誇りには思っていない」

第二部 欧州戦線(European Theater)
第四章 アメリカの理想と現実――「僕たちは、なんのために戦っているのか」
第五章 女たちの戦争――「経験して初めてわかること」
第六章 ホロコーストの記憶――「ナチスが来る!」

第三部 忘却と記憶(Forgetting, Remembering)
第七章 祖父が語らなかったこと
第八章 忘れられた中国人たち

エピローグ その記憶は、私たちが自己満足と戦うことを可能にする

補遺
あの戦争をどう名づけるか/謝罪と責任――日米における観念の違い/アイデンティティと国籍――なんのために戦ったのか/英語に訳せない「歴史認識」という言葉

私がアメリカのホスピスで見届けたのは、第二次世界大戦を生き抜いた人たちの最期だった。
思い出の音楽とともによみがえってきたのは、語られずにいた数々の証言。

これは、ひとりの音楽療法士が記録した、日本人の知らない「もうひとつの戦争の記憶」であり、「戦争」の比喩が不気味に飛び交う現代日本において、トランスナショナルに平和の意味を考えるための一冊である。

出典:柏書房公式サイト

戦争の歌がきこえる

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