『シリーズ 新・心の哲学1 認知篇』信原幸弘・ 太田紘史編(勁草書房)
2014年
275頁
目次(収録作品)
序論 思考の認知哲学[太田紘史]
Ⅰ 認知の本性
第1章 概念の構造とカテゴリー化[三木那由他]
第2章 思考について考えるときに言語の語ること──言語学と認知神経科学の観点から[飯島和樹]
第3章 思考の認知科学と合理性[太田紘史・小口峰樹]
Ⅱ メタ認知の本性
第4章 自己知と自己認知 金杉武司
第5章 他者理解──共感とミラーニューロン[信原幸弘]
人間の認知や思考のあり方は、古くから哲学の問題となってきた。本書では、認知科学の成果を受け止めながら、人の認知における概念の役割や、思考と言語の関わり、合理/不合理的推論の関係、自らについての知識や認知(自己知・自己認知)と他者についての知識や認知(他者知・他者認知)について検討する。アマゾン商品説明より