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『シリーズ 新・心の哲学2 意識篇』信原幸弘・ 太田紘史編(勁草書房)

『シリーズ 新・心の哲学2 意識篇』信原幸弘・ 太田紘史編(勁草書房)

2014年
324頁




目次(収録作品)

序論 意識をめぐる問題圏[太田紘史]

Ⅰ 意識的な知覚と内容
第1章 意識の概念と説明ギャップ──クオリアは分析可能か?[山口尚]
第2章 視覚意識の神経基盤論争──かい離説の是非と知覚経験の見かけの豊かさを中心に[佐藤亮司]
第3章 われわれは何を経験しているのか──知覚と思考、概念、意識研究の方法論[鈴木貴之]

Ⅱ 意識の構造と自己
第4章 意識経験の構造を探る──現象的統一性と因果的統合性[太田紘史]
第5章 自我性を求めて──物語的自我・現象的自我・脳神経科学[福田敦史]
第6章 意識的意志は誰にとって幻想なのか──意識的意志、自己、自由意志の関係について検討する[鈴木秀憲]

赤いリンゴはなぜ赤く見えるのか――。脳の物理的・機能的性質はどのようにして意識に結びつくのか。科学が明らかにしつつある脳内活動は意識の解明に資するものなのか。昨日の私と今日の私はいかなる意味で同一なのか。進展する科学研究の成果を哲学から捉えなおす。

アマゾン商品説明より

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