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『国家はなぜ衰退するのか』(ハヤカワ文庫NF)

『国家はなぜ衰退するのか―権力・繁栄・貧困の起源』(上下)ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン、鬼澤忍訳(ハヤカワ文庫NF)
原題「Why Nations Fail」

上巻

2016年
414頁

目次(収録作品)

序文
第1章 こんなに近いのに、こんなに違う
第2章 役に立たない理論
第3章 繁栄と貧困の形成過程
第4章 小さな相違と決定的な岐路―歴史の重み
第5章 「私は未来を見た。うまくいっている未来を」-収奪的制度のもとでの成長
第6章 乖離
第7章 転換点
第8章 縄張りを守れ―発展の障壁

古代ローマから、マヤの都市国家、中世ヴェネツィア、名誉革命期のイングランド、幕末・明治期の日本、ソ連、ラテンアメリカとアフリカ諸国まで、広範な事例から見えてくる繁栄と衰退を左右する最重要因子とは? 21世紀の世界を理解する上で必読の新古典、待望の邦訳。

出典:ハヤカワ・オンライン


下巻

2016年
410頁

第9章 後退する発展
第10章 繁栄の広がり
第11章 好循環
第12章 悪循環
第13章 こんにち国家はなぜ衰退するのか
第14章 旧弊を打破する
第15章 繁栄と貧困を理解する
付録 著者と解説者の質疑応答

近代日本に起きた明治維新という大転換、ヨーロッパの旧宗主国が植民地にもたらした負の遺産、合衆国において公民権運動が担った役割、アジア・アフリカの独裁体制が抱える矛盾、現代中国の経済成長とその限界……イノヴェーションを起こし豊かな国を築くための条件とは? 人類史をひもとき格差や貧困などが生じる要因とその解決策を示し、歴代のノーベル経済学賞受賞者から絶賛された21世紀の新古典。解説/稲葉振一郎

出典:ハヤカワ・オンライン


[関連]
『国家はなぜ衰退するのか―権力・繁栄・貧困の起源』(上下)ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン、鬼澤忍訳(2013・早川書房)単行本

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