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『檸檬』梶井基次郎(新潮文庫)

『檸檬』梶井基次郎(新潮文庫)

改版2003年
352頁




目次(収録作品)

檸檬
城のある町にて
泥濘
路上
橡の花
過古
雪後
ある心の風景
Kの昇天
冬の日
桜の樹の下には
器楽的幻覚
蒼穹
筧の話
冬の蠅
ある崖上の感情
愛撫
闇の絵巻
交尾
のんきな患者

31歳という若さで夭折した著者の残した作品は、昭和文学史上の奇蹟として、声価いよいよ高い。その異常な美しさに魅惑され、買い求めた一顆のレモンを洋書店の書棚に残して立ち去る『檸檬』、人間の苦悩を見つめて凄絶な『冬の日』、生きものの不思議を象徴化する『愛撫』ほか『城のある町にて』『闇の絵巻』など、特異な感覚と内面凝視で青春の不安、焦燥を浄化する作品20編を収録。

出典:新潮社公式サイト

檸檬 (新潮文庫)

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