2008年
545頁
目次(収録作品)
研究課題ー日本/戦時下の日本人/応分の場を占めること/明治維新/過去と世間に負い目がある者/万分の一の恩返し/義理ほどつらいものはない/汚名をすすぐ/「人間の楽しみ」の領域/徳目と徳目の板ばさみ/鍛錬/子どもは学ぶ/敗戦後の日本人
第二次世界大戦中、米国戦時情報局の依頼を受け、日本人の気質や行動を研究した文化人類学者ベネディクト。日系人や滞日経験のある米国人たちの協力を得て、日本人の心理を考察し、その矛盾した行動を鋭く分析した。ロングセラーの画期的新訳。
出典:光文社公式サイト
[関連]
『菊と刀』ルース・ベネディクト、長谷川松治訳(2005・講談社学術文庫)432頁
『菊と刀』ルース・ベネディクト、越智敏之・越智道雄訳(2013・平凡社ライブラリー)455頁
(多くの事実誤認に対して丁寧な注がほどこされている)