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『年代記』タキトゥス(岩波文庫)

『年代記―ティベリウス帝からネロ帝へ』タキトゥス、国原吉之助訳(岩波文庫)

上巻

1981年
447頁

目次(収録作品)

第1部 ティベリウス(紀元一四年/紀元一五年/紀元一六年/紀元一七年/紀元一八ー一九年/紀元二〇年/紀元二〇-二一年/紀元二一ー二二年/紀元二三年/紀元二三ー二五年 ほか)


下巻

1981年
425頁

第2部 クラウディウスとネロ(紀元四七年/紀元四八年/紀元四八ー四九年/紀元四九ー五〇年/紀元五一年/紀元五二ー五四年/紀元五四ー五五年/紀元五六ー五七年/紀元五八年/紀元五九年 ほか)

『年代記』はローマ帝国初代の皇帝アウグストゥスの死(紀元14年)から筆をおこし、以下ティベリウス帝からネロ帝の死(68年)に至る4代55年の治世を物語る。人間の本性に肉迫してやまぬ洞察力、類まれな描写力。―この史書をひもとく者は、あたかも一篇の秀抜な歴史小説に接するかのごとき感を深くする。

上巻・表紙(カバー)より

『年代記』を読みすすむ者は随所で劇的な事件の目撃者となる。侍医と結託して夫クラウディウスを毒殺するアグリッピナ。刺客をさしむけて我が母アグリッピナを亡き者とするネロ。帝都ローマの大半を焼き尽くした大火。かつての教え子ネロに命じられ泰然自若として自ら死につく哲人セネカ。どのページをくっても、知と毒薬のにおいが立ちのぼってくる。

下巻・表紙(カバー)より

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