2012年
384頁
定価:1,800円(税別)
目次(収録作品)
シラノ・ド・ベルジュラック
パロディ
イヤな奴
あまりに碧い空
その前日
四十歳の男
影法師
母なるもの
巡礼
犀鳥
夫婦の一日
授賞式の夜
天国のいねむり男
『沈黙』から『深い河』にいたる代表的純文学長篇小説の源泉ともいえる短篇の数々――遠藤周作には、代表的長篇小説が多くあるが、それぞれの長篇には、源泉となる短篇作品がある。その遠藤文学の核となる13の名短篇を集めた。「シラノ・ド・ベルジュラック」「パロディ」「イヤな奴」「あまりに碧い空」「その前日」「四十歳の男」「影法師」「」「母なるもの」「巡礼」「犀鳥」……遠藤周作の文学・人生・宗教観がすべてわかる短篇集。
※本書は、『遠藤周作文学全集 第6~8巻』(1999年10~12月 新潮社刊)を底本としました。また『天国のいねむり男』は全集・文庫など未収録作品です。
出典:講談社BOOK俱楽部