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『野菊の墓』伊藤左千夫(新潮文庫)

『野菊の墓』伊藤左千夫(新潮文庫)

1955年
改版160頁




目次(収録作品)

野菊の墓
浜菊
姪子
守の家

政夫と民子は仲の良いいとこ同士だが、政夫が十五、民子が十七の頃には、互いの心に清純な恋が芽生えていた。しかし民子が年上であるために、ふたりの思いは遂げられず、政夫は町の中学へ、民子は強いられ嫁いでいく。数年後、帰省した政夫は、愛しい人が自分の写真と手紙を胸に死んでいったと知る。野菊繁る墓前にくずおれる政夫……。涙なしには読めない「野菊の墓」、ほか三作を収録。

出典:新潮社公式サイト

野菊の墓

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