『新版 蜻蛉日記 現代語訳付き』(全2巻)川村裕子訳注(角川ソフィア文庫)
新版2003年
477頁
第1巻
目次(収録作品)
蜻蛉日記・上(序文/兼家の求婚/頻繁に来る兼家の文/文通 ほか)
蜻蛉日記・中(三十日三十夜/下衆の争いと転居/三月の節句ー桃の花/小弓の賭物 ほか)
美貌と歌才に恵まれ権門の夫をもちながら、自らを蜻蛉のように儚いと嘆く作者二一年間の日記。母の死、鳴滝籠り、夫との実質的離婚――。平易な注釈と現代語訳の決定版。I(上・中巻)、II(下巻)収載。
出典:KADOKAWA公式サイト
第2巻
蜻蛉日記・下(年頭の決意/従者と侍女の贈答歌/袍の仕立て直し/兼家、大納言になる ほか)
巻末歌集
本文校訂表
解説(付 蜻蛉日記関係系図・蜻蛉日記略年表・蜻蛉日記関連地図)
索引(和歌初句索引・詠者別和歌索引・人物索引・重要語句索引)
難解な「蜻蛉日記」を綿密な校注により、女性の立場から虚心に読み解く好著
美貌と歌才に恵まれ権門の夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない身の上を嘆く作者の21年間の日記。学問的正確さを期しつつ分かりやすい注釈を付す文庫の決定版
出典:KADOKAWA公式サイト