『マッカーシズム』R.H.ロービア、宮地健次郎訳(岩波文庫)
1984年
366頁
目次(収録作品)
かれは何もので、何をしたか/初期/全盛期/晩年/この頃から見たあの頃
1950年の初めひとりの無名の上院議員がおこなった演説をきっかけにアメリカ社会はすさまじい反共ヒステリーを経験する。多くの謎と重大な教訓を秘めるこのマッカーシズムの台頭から退潮までを、マッカーシー(1908-57)という「アメリカが生んだ最も天分豊かなデマゴーグ」の人間分析を通して解明する。
本書表紙(カバー)より