『満州 奇跡の脱出―170万同胞を救うべく立ち上がった3人の男たち』ポール・邦昭・マルヤマ、高作自子訳(柏艪舎)
2018年
352頁
目次(収録作品)
第1章 排日移民法との闘い
第2章 立ち込める暗雲
第3章 ソ連の満州侵攻
第4章 ソ連侵攻後の悲劇
第5章 苦難の時
第6章 誰が猫の首に鈴をつけるか
第7章 脱出ルートの模索
第8章 脱出計画
第9章 家族を大連へ
第10章 脱出
第11章 自由のない敗戦国
第12章 陳情活動の開始
ほか
戦前、満州にはおよそ170万の日本人がいた。敗戦後の満州国解体、ソ連軍の侵入により、彼らは故国帰還の途を断たれる。死と隣り合わせの恐怖に脅える同胞を救おうと、決起した丸山邦雄、新甫八朗、武蔵正道。3人は、数々の危険と非道な拷問にめげず、マッカーサーGHQ最高司令官、吉田茂外相(のち首相)など日米要人に直訴を続けた結果、1946年4月、ついに“在満日本人引き揚げ”を実現させた。
使命に燃える3人の献身的な活躍を、当時の歴史的背景および満州における日本人の暮らしぶりとあわせてヴィヴィッドに描いた感動のノンフィクション。出典:柏艪舎公式サイト
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