復刻版2022年
199頁(※原著のページ数)
目次(収録作品)(※原著の目次)
寫眞版 岸商相の筆蹟(編者に與へたるもの)
序 小島精一
編者の言葉 永田耀
第一部 決戰態勢下の日本經濟
一 高度國防經濟體制の進展と大東亞の資源
資源解放と東亞自主經濟の確立
豐富なる大東亞の資源
經濟力の增强と資源開發
產業人の責務益々重大
二 當面緊急の課題
民需物資の緩和至難
產業再編成の强化徹底
中小商工業の整備統合
貿易の性格の變化
低物價政策は堅持
三 決戰經濟への協力
緖戰赫々の戰果に醉ふ勿れ
前途は洋々、眼前の苦難に堪えよ
經濟道義の昻揚
四 日米英開戰と中小企業再編成問題
戰爭はこれからだ
これからは苦勞の仕甲斐がある
產業再編成の根本理由
中小企業問題の核心
商業再編成の積極的意義
整理の目安をどこに置く
商業の國家的意義に徹せよ
第二部 戰時經濟推進の目標
五 戰時經濟推進の目標
生產擴充と重點主義
生產設備休止廢止とその活用
低物價政策の完遂
貿易の再編成と圏內物資の交流
中小商工業再編成の目標
統制會の根本理念について
六 戰時經濟の進行と經濟界
時局緊迫と國力の結果
時難突破に官民の決意は固し
統制の强化と產業界
經濟界の一層の協力を望む
七 東亞共榮圈建設と產業の再編成
英米依存の脫却
生產力昻揚は重點主義で
重要產業團體令の運用
產業設備營團の設立
中小企業の再編成
第三部 經濟新體制とは何か
八 經濟新體制とは何か
新體制性格決定のポイントの所在
旣存生產組織はその極限に達した
對立分立より協力へ
官民一致體制の完成
官は計畫立案を、民は生產の實行を
指導者原理の確立
九 高度國防國家建設と統制會の任務
統制會は戰時經濟の中核である
必需物資の確保と生產總力の發揮
官民協力と統制會
民間の知識經驗の積極的動員
十 國士的經濟人たれ
新體制と鐵鋼統制會
鐵鋼統制會の性格と任務
國士的經濟人たれ
潑刺たる民間創意の發揮を
『日本戦時経済の進む途』岸信介(1942・研進社)
国立国会図書館 (旧字旧かな)