『シナ大陸の真相』K・カール・カワカミ(河上清)、福井雄三訳(経営科学出版)
2022年
???頁
目次(収録作品)(※2001年刊・展転社版の目次)
モスクワから中国への軍事援助/中国紅軍の成長/コミンテルンと国民党の同盟/日本、赤色帝国主義に直面す/日本は侵略国か、それとも権利を侵された国か/いかにして戦闘は始まったか/上海、その問題点/ジュネーブ・ブリュッセル会議を拒否した日本の立場/日本の自衛権/もし日本が勝てば?/中傷誹謗運動/斉藤博(駐米大使)講演録
支那事変と満州事変は表裏一体のものだが、日本が支那においてとっている行動は決して侵略と破壊を目的としたものではなく、東亜の秩序を確立し混乱を収束するためのものなのだ、日本は国際法にしたがって忠実に行動しているだけであり、欧米列強と事をかまえる意図など少しも無い…、支那事変前夜の大陸の政治的実情と国際社会の視線を冷静に公平に且つ鋭く見据えていた著者の観察は、日本の正義を主張してやまない。
アマゾン商品説明(2001年刊・展転社版)より
[関連・参考]
原著『Japan in China: Her Motives and Aims』(1938)
『シナ大陸の真相―1931‐1938』K・カール・カワカミ、福井雄三訳(2001・展転社)330頁
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河上清(Wikipedia)