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『ギルガメシュ叙事詩』(ちくま学芸文庫)

『ギルガメシュ叙事詩 付イシュタルの冥界下り』矢島文夫訳(ちくま学芸文庫)

1998年
266頁




目次(収録作品)

人間の創造
農牧のはじまり
洪水伝説
エンキとニンフルサグ
イナンナの冥界下り
ギルガメシュとアッガ
ドゥムジとエンキムドゥ
ウルの滅亡哀歌
イナンナ女神の歌
ババ女神讃歌
シュルギ王讃歌
グデアの神殿讃歌
ダム挽歌
悪霊に対する呪文
ナンナル神に対する「手をあげる」祈祷文
シュメールの格言と諺

初期楔形文字で記されたシュメールの断片的な神話に登場する実在の王ギルガメシュの波乱万丈の物語。分身エンキドゥとの友情、杉の森の怪物フンババ退治、永遠の生命をめぐる冒険、大洪水などのエピソードを含み持ち、他の神話との関係も論じられている最後の世界文学。本叙事詩はシュメールの断片的な物語をアッカド語で編集しアッシリア語で記されたニネベ語版のうち現存する2000行により知られている。文庫化に伴い「イシュタルの冥界下り」等を併録。

出典:筑摩書房公式サイト

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