『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 68 紙』寿岳文章編(作品社)
1988年6月
256頁
目次(収録作品)
阿部栄四郎 紙の王様 雁皮紙 正倉院の古文書用紙を復元する
池田秀男 和紙史考(抄)
石上玄一郎 パピルスの変遷
市島謙吉 百道楽(抄)
井上ひさし 不審紙と付箋紙
大村しげ 手漉きの紙
岡部伊都子 襖
尾崎佐永子 恋文の美学-手紙と雅び-
大佛次郎 京からかみ
加太こうじ 古き良き日本情緒を作りだす魔術師-千代紙-
久米康生 紙祖伝説の背景
黒井千次 中国の原稿用紙
河野多恵子 ビラ
小林勇 巻紙
小林嬌一 正倉院和紙の保存法
佐久間八重女 古典折紙について
篠田桃紅 七夕と紙
芝木好子 和紙を漉く町
澁澤龍彦 紙相撲
寿岳文章 和紙と私
白洲正子 扇はあそび-中村清兄-
新村出 跋語
高村光太郎 智恵子の紙絵
竹西寛子 紙・障子
津村節子 和傘-ほんものの職人をたずねる-
栃折久美子 ブリュッセルだより
中勘助 をり紙 [巻頭詩]
中勘助 折紙
中里恒子 封筒と便箋
野上豊一郎 障子の影
原弘 和紙はどう生きる-黒谷行-
春名好重 紙撚(こより)・元結・水引・紙子
増田れい子 紙幣の使いかた
町田誠之 紙細工のいろいろ
水上勉 チリゴミ取りのこと
森田たま 千代紙の箱・うつし絵
安岡章太郎 土佐の凧
柳宗悦 和紙の教へ
柳宗悦 和紙の美
柳宗悦 和紙十年
山本和 半紙(抄)
吉田一穂 ザラ紙文化