『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 98 悪』河野多恵子編(作品社)
1990年12月
256頁
目次(収録作品)
会田綱雄 鹹湖 [巻頭詩]
秋山駿 善と悪の問題
浅見徹 悪人一寸法師
安部公房 殺人が悪なのではない
井上ひさし わが罪状
内田百閒 悪巫山戯
円地文子 悪人というもの
遠藤周作 悪魔についてのノート
大庭みな子 プロメテウスの犯罪
大佛次郎 泥棒の弁護
小沢信男 大東京怪盗紳士録
尾辻克彦 手づくり犯罪
開高健 孤独の芸術家 スリ
亀井勝一郎 悪人の自覚
河野多恵子 犯罪と常識
椎名麟三 悪と自由
澁澤龍彦 エルゼベエト・バートリ
高橋和巳 悪の進化について
武田泰淳 悪徳について
津島佑子 “悪徳の喜び”
筒井康隆 大日本悪人党を待望する
中井英夫 晴朗な殺人者
中野好夫 悪人礼賛
なだいなだ 悪徳について
花田清輝 悪女伝
埴谷雄高 悪魔観の退歩
性悪説 安岡章太郎