『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 100 命』野間宏編(作品社)
1991年2月
256頁
目次(収録作品)
阿部昭 いのち
石牟礼道子 みそぎの渚
井伏鱒二 蜜柑の木
大岡信 いのちとリズム
大庭みな子 みどり児
岡本太郎 純粋な生命の戦慄
加賀乙彦 生命の相対的尊重論
呉茂一 生と死とについて 上代ギリシア人における
澁澤龍彦 猿の胎児
住井すゑ いのちは育つ
高橋和巳 生命について
高村光太郎 生命の創造 アトリエにて 8
武田泰淳 生き残りの感慨
多田智満子 ラーの舟
徳冨蘆花 命がけ
中沢臨川 愛は、力は土より
中村汀女 いのちを愛でる
西脇順三郎 春
野坂昭如 つきまとう死の恐怖
野間宏 菜の花 [巻頭詩]
野間宏 人類は生物の掟を破るか
林良材 病人心理百面相
日高敏隆 「ネズミの地球征服」論
平林たい子 生きものの飼育
藤原新也 「奇形礼拝」への心象風景
堀秀彦 残された老いの時間
松田道雄 安楽死について
三木卓 ジャノメチョウの産卵
森田たま いのち
山本健吉 「命」の歌