『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻18 質屋』種村季弘編(作品社)
1992年8月
256頁
目次(収録作品)
滝田ゆう 暖簾 くぐらぬ幸せ、くぐるも値打ち
永井龍男 質屋について
尾崎一雄 質屋について(抄)
宇野浩二 質屋の小僧/質屋の主人
江戸川乱歩 妻のこと
平林たい子 世に出るまで
林芙美子 日記(抄)
井伏鱒二 早稲田生活(抄)
広津和郎 金尾文淵堂 『年月のあしおと』三十七
金子光晴 奈落の薔薇 「水の流浪」より
草野心平 結婚と煙突掃除屋 「放浪時代」より
佐多稲子 男二人かもじを売りに行く
山之口貘 歳末の質屋/質札
宇佐美承 霊と肉(抄)
薄田泣菫 質屋の通帳
村上浪六 質屋 「牛肉一斤」より
桂文楽 廓の雨
古今亭志ん生 仕立物も質屋行き 「震災前後」より(抄)
笑福亭松鶴 「お前ら、二人ともクビや!」
鈴木亀二 質屋の隠語
志村益男 質屋今昔物語
玉川一郎 当世質屋物語
村山兵太郎 サラ金地獄の次にくるもの
吉井民子 一六銀行/贓品
滝田要吉 神のお告げで仏壇質入れのこと
伊藤整 ニューヨークの質屋
五木寛之 古本名勝負物語
野坂昭如 質屋米屋風呂屋四谷
宮尾登美子 質屋
山口瞳 蔵のなか