『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻43 名医』斎藤茂太編(作品社)
1994年9月
256頁
目次(収録作品)
斎藤茂吉 呉秀三先生
松田道雄 土肥さんのこと
若月俊一 「赤ひげ」礼賛
水野肇 現代名医論
なだいなだ 名医は一人もいなかった 『お医者さん』より
毛利子来 子どもと親と医者と
北杜夫 ヤブ医者の話 『マンボウすくらっぷ』より
平林たい子 私の乳癌記
円地文子 塚本憲甫先生追憶
安岡章太郎 病気と私
吉行淳之介 お医者さまとの相性 『人工水晶体』より
色川武大 暴飲暴食(抄)
岩城宏之 衝突
森茉莉 歯医者
石垣りん 医者と私
高見澤たか子 日常の暮らしの中で(抄)
加藤幸子 犬たちの戦後(その三)--窓辺の詩人 1
内田魯庵 医者と薬(抄)
井上清恒 床屋の名医
山田慶兒 扁鵲伝説(抄)
江藤淳 生と死、医者と患者
柳田邦男 苦悩する病者の声を聞く心(抄)
神谷美恵子 島の診療記録から
宮内美沙子 生と死の尊厳
千葉敦子 リンパ節に再々発 『ニューヨークでがんと生きる』より
浜田晋 「私は死ぬまで先生について行くんです」
徳永進 毎日のこと
入江健二 細川先生のこと 『リトル東京入江診療所』より
永井明 ときには名医たりうる
斎藤茂太 父の診察