『花の命は短かくて―原爆乙女の手記』(平和文庫・日本ブックエース)単行本
2010年
290頁
目次(収録作品)
美しき園をもとめて(柴田田鶴子)
この世の涯に投げ捨てられて(蓑輪豊子)
打ちひしがれし春の草花(江盛肇子)
いつの日かえる失われた微笑(山岡美智子)
苛酷な運命に泣きつつ(西岡伊津子)
誰が怖しい爆弾を落したのか(西岡智恵子)
灼熱の光の中に立つ(川崎景子)
私は生きている!(石谷瑤子)
乙女の夢も消え果てて(国村スエ子)
ただ神の愛に生く(新本恵子)
消え去らぬ悪魔の爪跡(木原敏枝)
忘れ得ぬあの日あの時(竹本惠美子)
〝神の裁き〟と他人はいう(平田頴子)
意識不明のまゝ三ヵ月(森カツエ)
死の街を逃れて(原田君枝)
8月6日に被爆し傷ついた14人の乙女の痛哭の手記と、1人の医師夫人の詳細な被災記録。
出典:日本図書センター公式サイト