『保守の真贋―保守の立場から安倍政権を批判する』西尾幹二(徳間書店)
2017年
320頁
目次(収録作品)
第1部(日本を窒息させている自由民主党と保守言論知識人/日本列島が軍事的に脅迫されている情勢下でついに出された憲法改正への安倍新提案(二〇一七年五月三日)/首相に妄信追従するエセ保守を弾劾する/保守とは何か―私の主要発言再録)
第2部(現代世界史放談/歴史の病原体とその治療)
保守の「星」と期待されて誕生し、長期安定政権になると見られている安倍政権だが、いまやその政治姿勢にあやふやさが目立っている。憲法改正に関する発言や中国や北朝鮮への対応にしても、保守たる毅然とした態度・行動が見られない。この状況に、安倍政権を応援してきた保守層から、なぜ厳しい声が出てこないのか。日本の未来を誤らせることにならないのか。保守論壇の中に身を置いて来た著者が、いま改めて、保守の立場から安倍政権を批判する。
出典:徳間書店公式サイト