『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻87 装丁』松山猛編(作品社)
1998年5月
256頁
目次(収録作品)
谷崎潤一郎 装釘漫談
志賀直哉 装幀に関するノート
津田青楓 装幀の話
原弘 漱石本の装幀
寺田寅彦 小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」
生島遼一 鏡花の本
島崎藤村 装釘について 『春』と『家』及び其の他
高橋新吉 谷中安規
山本太郎 白秋と装幀
伊藤信吉 田中恭吉・恩地孝四郎と萩原朔太郎の往来
詩と版画の交流(一)
萩原朔太郎 装幀の意義
高村光太郎 装幀について
青山二郎 装幀と出版
中川一政 装釘について 六
東郷青児 装釘のこと
恩地孝四郎 書籍の風俗
堀口大學 装幀東西語
木下杢太郎 本の装釘
庄司淺水 美しい本について
寿岳文章 美しい書物について 座談風に
小野二郎 長城と書物 書物の装飾について
荒俣宏 ロマンチック本は個性で酔わせる
栃折久美子 モロッコ革の本(抄)
松山猛 ジャンニーニの装丁
丸谷才一 和田誠の装釘
渡辺一夫 装幀と僕
田村義也 編集者の装丁
池田満寿男 豆本因縁噺
駒井哲郎 未だ果てぬ本の夢
亀倉雄策 秘かな楽しみ 古典図鑑本の装幀
横尾忠則 ぼくのブックデザイン
粟津潔 装幀について
安野光雅 最近装釘した本
平野甲賀 ぼくが好きな本のかたち はじめに
菊地信義 本の行方
紀田順一郎 本の雑学事典(抄)
森田たま 平凡の味
長田弘 本の色と本の服のこと