『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻88 文字』西垣通編(作品社)
1998年6月
272頁
目次(収録作品)
種村季弘 空想文字博物館
巌谷國士 魔法の文字の旅
柳瀬尚紀 もじあそびに じたばたと あがいたり
そそられたり びっくりしたり
高山宏 言語遊戯の織匠
谷川俊太郎 文字する
佐多稲子 字についておもう
久保田万太郎 文字に対する敏感
阿部昭 活字の顔
安部公房 文字表音化への私見
淮陰生 カナと漢字の喧嘩
井上ひさし 漢字とローマ字
多田道太郎 文字(抄)
池澤夏樹 文字問題いろいろ
石川九楊 書字革命
中島敦 文字禍
陳舜臣 文字事件
白川静 象形文字の論理(抄)
加納喜光 夢解きアナグラム
矢島文夫 ロゼッタ石を読む
中西亮 アルメニアの古文書を手に入れた話
東野治之 香木の旅
網野善彦 女性と平仮名
遠藤織枝 女文字が世に出るまで
西田龍雄 少数民族の変形漢字
茨木のり子 文字
杉浦康平 文字の生息圏を歩く 風と微塵と身振りのなかで
松枝到 “おこなえ、教えよ、学ぶべし”
文字・数字・神秘主義
荒俣宏 母音の宇宙的解釈
千野栄一 スラブの二つの文字を巡って
嵐山光三郎 文字が空を飛んでいく。
われらの業界にとってファックスとはなにか。
津野海太郎 マックはタイプライターにあらず
金田理恵 ただ、ただ大きい文字
西江雅之 音・声・音声 アフリカで口承伝承から学んだこと
川田順造 文字記録と口頭伝承