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『図説・現代哲学で考える〈表現・テキスト・解釈〉』宮原勇(丸善出版)

『図説・現代哲学で考える〈表現・テキスト・解釈〉』(京大人気講義シリーズ)宮原勇(丸善出版)

2004年
151頁




目次(収録作品)

第1章 表現の特徴
第2章 「道具」と「記号」の違い
第3章 人文科学の方法としての「理解」と「解釈」
第4章 「認識されたものの認識」としての解釈
第5章 理解における言語と心理
第6章 テキスト解釈と個性
第7章 考えてみよう:個別性と個性
第8章 歴史における「解釈」
第9章 理解における循環
第10章 理解における「文脈」と「全体」
第11章 解釈の妥当性ということ
第12章 真理ということと整合性
第13章 再度「解釈」の構造を考える
第14章 パースぺクティブ(遠近法)ということ
第15章 地平と地平融合
第16章 話題:黙読について
第17章 「実在」を作るということ
第18章 「真なるものは、作られたものである」
第19章 解釈学の説明

現代哲学の考え方を、具体的な問題に即し、しかも「様々な図表」を使い視覚に訴えながら解説するユニークな哲学書。内容は、文科系の学問の基礎理論に関わる「理解」や「解釈」の理論を扱う第I部と、理科系の学生にも興味を抱かせるようなテーマ、つまり人間の意識や心はコンピュータ・サイエンスによって解明できるか、という問題を扱う第II部からなる。どちらも「心の理解」に関わる問題で、現代哲学における議論の焦点である。「心の世紀」と呼ばれる21世紀にふさわしい「現代哲学」入門書。

出典:丸善出版公式サイト

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