2013年
400頁
目次(収録作品)
第Ⅰ部 言語哲学の誕生
意義と意味について ゴットロープ・フレーゲ
表示について バートランド・ラッセル
第Ⅱ部 指示をめぐる謎
指示と確定記述 キース・S・ドネラン
Dthat デイヴィド・カプラン
名前の因果説 ガレス・エヴァンズ
第Ⅲ部 可能世界と命題的態度
偶然的でアプリオリな真理と固定指示子 キース・S・ドネラン
量化子と命題的態度 W・V・O・クワイン
信念のパズル ソール・A・クリプキ
あとがきと文献案内 松阪陽一
分析哲学は言語哲学から始まった。その記念碑的論文であるフレーゲの「意義と意味について」や記述理論を提示したラッセルの「表示について」、クリプキの「信念のパズル」、カプランの「Dthat」など、現代の言語哲学の起源から最近の展開までを一望できる超有名論文を、優れた研究者の名訳で贈る、必読というも愚かな傑作アンソロジー。
出典:春秋社公式サイト